梅泥棒現れる

2017/06/12

朝いつものように庭に出て一服。いつになく雀の鳴き声が賑やかだ。ふと見上げると、梅の木の葉陰から黒い物体が動くのが目に付いた。じいっと目をこらすと、何んとリスがいるではないか。

これまで裏庭では何度か見かけたことはあるが、表側では初めてだ。野生動物にとって我が家周辺の自然環境が良くなっているのか。いつもは信じようとしない家内にも、この際、声を掛けねばと家に戻り、カメラを携えて共に再び梅ノ木に近づいた。

まだ残っていてくれた。しかも二匹が。両手を上手に使って何かをかじっている。そのしぐさが愛らしい。すがすがしい一日の始まりとなった。今日もいい日になりそうだ。

ちなみに、リスがかじっていたのは、樹齢60数年の梅の実であった。それにしても、すっぱくないのかねぇ。