終戦後の川内

2017/07/16
ロゴ

戦後、敗戦国のわが国は連合軍の管理下におかれ、アメリカを中心とした軍人たちが統治していました。いわゆる進駐軍です。場所はお店の近くで、現在東北大学の教育学部のある川内地域です。県美術館や国際センターのあるところです。兵舎は外壁を白いペンキで塗った平屋建ての家が点在していました。もちろん中には入ることは出来ませんでしたが、外は自由に行き来できたように記憶しています。県美術館の北側には広いグランドがあって、今思えばアメリカンフットボールをやっていました。又、大橋を渡り、坂を上りきった右側には狭い野球場があって、よく子供のころ、遊んでいたところです。すぐ近くには戦後引揚者たちが居を構えた追廻地域があり、広瀬川の対岸で、仲の瀬橋と大橋のあいだには朝鮮人が住む中の町があって、大人から、行ってはだめだと言われていた所もありました。

毎年終戦記念日が近くなると、つい思い出してしまいます。