ICレコーダーは 中学生の人生を救ってくれるのか

2017/08/13
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今、晩酌をしていて当事者には恐縮ですが、ここ2~3日、ニュースで盛んに報じていたのは、万引きに関与したとして中学生か゛、警察に出頭を命じられ、事情聴取なんだか、取調べなんだかを強いられたという。その際の音声が、全国の視聴者の前にさらけだされた。親が息子が警察側から、どのような取調べを受けるのか心配だったと思うし、親として当然思ったことだろう。息子に、その際の状況をつぶさに記録してくれるICレコーダーを持参させたのは正解だった。その模様は、立場の違いから、一方的に自白を迫る警察側の言いたい放題だったように思う。被疑者に対しての犯罪を認めさせようとする一連の行為は、いたしかたないのかなと思うが、なしにろ彼はまだ中学生である。もっと方法があったのではないか。結果論である。犯罪を取り締まる警察側の思惑もあるだろうが、もっと慎重にすべきではなかったのか。まだこれからという若い中学生の将来が心配だ。反社会的な人にならなければいいが。