この秋、NHKテレビ番組「みちたん」で、蛙(かえる)に関する展示物を見いる見学者の姿が放映されていた。世に数多くの展示館はありますが、蛙なんて聞いたことがない。機会があったら、ぜひ訪ねてみたいと、いつもの虫が沸いてきた。早速、何はともあれと駆けつけた私の姿が、ここ喜多方の「100年カエル館」の館内にあった。つい見入ってしまった。館内には無数の、さまざまな蛙の置物や、造形物が、それぞれの表情を見せてくれているではないか。聞くところによると祖父が蛙に感心を抱き、国内はもとより海外にも目を向け、収集してきたのが今、ここにある。展示しているだけで、その数、二千数百体だという。祖父、父と繋いできた姿がここにある。蛙の表情なんて考えてもみなかったが、さまざまな顔があることに驚ろかされてしまった。
◎「100年カエル館」詳しくは http://kaeru-kan.com へ
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