仙台初売りの思い出

2017/12/17
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いまでこそ、全国的に当たり前になったみたいだけど、仙台の初売りは、昔は豪華な景品がついていて、こちらでは、年始めの楽しみだったんですよ。藩政時代からだと言われているようですが、私には詳しいことは正直分かりません。夜明けを待って、たたき起こされ、荷物運び役として、毎年連れていかれました。お目当てのお店の前には、開店を待つ人達が、大勢並んでいて、今か今かと、お店が開くのを待っている姿が、いまもって記憶にあります。お店側でも、この初売りの際は、儲け抜きに大判振るまいをしていたようですね。この様子が景品法で、公正取引委員会で問題になって、今のように魅力がなくなってしまったみたいですね。誠に残念の一語につきます。あの頃の親兄弟の笑顔が見られなくなって、寂しいです。みなさん、昔の仙台初売りの豪華さはすごかったんですよ。

【セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき】