正月のお楽しみだった福袋

2018/01/10
ロゴ

いまでこそ、全国的に広がっている福袋。中にどんなものが入っているのか、開けてみるまで分からなくて、わくわく、どきどきしたものだった。仙台の正月では、当たり前に福袋の販売があった。朝まだ暗いうちから店の前に並んで買い求めていた。先着何名様分と限定数量だったゆえんである。販売価格と比較して、かなりの額の商品が入っていて、気に入った商品が入っていたら、その年一年が良き年になると勝手に思い込む人もいたようだ。その年の最初の買い物だったからね。ゲンを担ぐ意味もあったのではないか。ちょっとオーバーかな。しかし、時の経過とともに、その魅力が、だんだんと薄れていったように思っています。明らかに売れ残りの商品が入っていたり、気に入らない商品が、入っていたりして、あらかじめ、入っている商品を示すようになってしまうなど。更に、景品法にふれるとして、公正取引委員会から指摘され、ますます魅力が無くなってしたように思っています。あ~あ、昔は良かったよね。

【セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき】