地元宮城の星 今野龍太投手 いい球投げてるじゃない

2018/06/15
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先だっての対中日戦、試合は8回を終わって3-6の劣勢。普通勝ち試合なら松井かハーマンなんだろうが、この場面で出てきたのは我が郷土宮城の片田舎・岩出山出身の今野龍太投手である。試合を引っくり返す力が、今の楽天に求めるのはどう見たって無理。ファンとしては、頭に帰宅のことを思い描く時でもあるが、その目を惹きつけたのは郷土の選手の姿である。久し振りに目にした今野投手。147~8kmくらいの粋のいい球を投げるではないか。およそ甲子園とはまったく縁のない田舎の無名投手だった彼は、高校時代、夏の甲子園大会の地区予選での好投が目に入り、楽天での今の姿がある。こちらとしても応援したくなるじゃないか。なんたって彼は我が郷土の星である。彼が投ずる一球一球にを見る自分のこぶしに、思わず力が入る。球団はもっと地元の選手の使い方を考えて欲しい。緊張感の無い場面での登板ではあるが、ファンとしては地元の選手の姿を見ることを期待していることを球団は、忘れていてはいけない。これからは暑い夏場の消耗の激しくなる季節を迎える。23歳の粋のいい若手投手をもっと起用してもらいたい。

【セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき】