本日 岩手の名峰 早池峰山に登ってきたよ

2018/07/16

岩手県が誇る早池峰山といえば、我が国で最もヨーロッパアルプスに咲くエーデルワイスに近いとされている花・ハヤチネウスユキソウが咲くことで知られている山だ。その花がいよいよ咲き始めたようだ。私は今回で3回目になりますが、初心者でもそれなりに楽しめ、魅力ある山のひとつである。本来は鳥海山を目指していたが、現地に問い合わせると、まだ登山道が雪で覆われていて、アイゼンが必要だという。しかたなく選んだのが早池峰山である。昨日の午後、早速愛車を繰り出した。安全祈願を早池峰神社で済まし、暮れなずむ宿泊予定地に着いたのは、すっかり日が落ちた19時半過ぎ。早速テントを張り始めるがうまくいかない。過去2度使用したが、張り方を忘れてしまった。恥ずかしい。しかたなく、車に寝ることにした。

灯りは車からエネルギーをいただいて、LED電球を使用した。しかも、3つだ。明るい。正解。その灯りを目指して蛾をはじめとして、いろいろな虫が寄ってたかって、わんわんしてきたよ。しょうがない。我慢しよう。虫だって突然の灯りが発生したんだから、たぶん、嬉しくて嬉しくて、はしゃぎまわっているんだろう。

炊飯のエネルギーには、2kgのプロパンガスを用意した。マッチひとつで点火できる簡単さがいい。湯を沸かし定番のレトルトカレーを温める。美味い。同じカレーでも、場所が変わると何で味がよくなるんだろう。空を見上げれば満天の星空、、、、と、いうわけにはいかなかった。曇っていて星が見えないではないか。残念。しょうがない。自然にはさかられないからね。喉を潤す発泡酒の味は格別である。ぐんぐんいけるではないか。コンビニで調達したスパゲッティの調理ものとぴったりだ。ご飯は一人なので、自宅の冷凍されたものを解凍したものを持ってきた。一人なので、飯ごうで炊く必要がない。我が家の飯ごうは、きっと寂しがっているだろうが、我慢してよ、そのうち、きっと出番がでてくるからね。私の近くでテントを張っていた若者達に声を掛けた。青森・弘前大学の学生達である。すがすがしい学生達であった。テレビは映らない。携帯は圏外、ラジオも電波が弱弱しい世界。文明の利器がない、まったくの自然界。たまには、いいもんだ。(続く)

(セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき)