水難事故に備えて 救命胴衣の活用を

2018/07/30
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台風や津波などで犠牲になる 水難事故が時々報道されます。想定外という言葉を、今回の大震災や原発事故に関わる事案で、よく耳にします。何百年に一度だといわれる今回の大震災。誰もこんなに、ものすごい惨劇になるとは考えてもいなかったと思います。とても立っていられない程の今回の揺れ。あの時、私は居間にいましたが、テレビでは津波が当初3~4メートルと予測していました。それが、時間を追うとともに、6~8メートルと報道していました。あれほどの海での地震が発生したんだから、当然だろうなと思っていましたが、その後停電になって、それからの状況は分かりません。海岸にいる人達は津波がくることを予期して、すぐに避難したらいいくらいに考えていました。いつしかヘリコプターの音が、数多く聞こえるようになりました。たぶん、警察、自衛隊、新聞社のヘリだったんでしょう。状況を確認するためには当然のことだったのでしょうが。阪神での犠牲者は圧死で、東日本の犠牲者は溺死が原因だったようです。結果、宮城県では1万3~4千人の犠牲者が出ました。このことを鑑み、水難が想定される地域では、海釣りの際着衣を義務付けられている、救命胴衣を常に身近に準備しておくという考えを提案します。いささか大げさでしょうが、あると非常に有効なものですよ。

(セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき)