快適な投網打ち

2018/08/19
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夕べ客もいなかったので、広瀬川で投網を打ちました。震災後、打つ機会がほとんど無かったんですが、鮎漁が解禁になって、やっと水の状態がよくなってきたので、我慢できず、試し打ちも兼ねていました。結果は、たった1匹でした。これまで、約40年くらい投網を打ってきましたが、こんな釣果は初めてです。シーズン500匹を超える年もあったのに。なんで鮎が獲れなくなったのか。やっぱり、魚そのものが少ないんではないだろうか。鮎は天然遡上したものと、放流したものと二通りあります。放流量しだいで、釣果はコントロール出来る魚なのです。つまり、今年も漁協では放流量を加減しているとしか思えません。誠意が見られませんね。投網を打つたびに鮎が入っていた頃は、遠い昔のことみたいですね。悔しいよね。私が漁協に携わっているのなら、稚魚をいっぱい放して、釣り人に満足していただけるような策を打つよ。100万都市の街中で、鮎漁を楽しめる仙台を、皆んなに自慢できるよう考えますよ。まずは、漁協の活動資金を確保するために、下り鮎を逃さず獲る策を打つことが必要です。そのためには行政の理解を得ることが必要です。他の地域で出来て、どうして仙台では出来ないのか、これは結局「やる気」の問題なのかな。目の前に皆んなで楽しめる素材(川)があるのに、その素材を活かしきっていないことは、誠に残念。工夫が足りない。やれば出来るのになぁ。漁をする人、釣具店、飲食店、その他関連する人達皆んなが喜べるのに。

それにしても。網打ちは楽しいね。釣果が伴えば、もっと良かったのにね。

【セルフ炉ばたやいずみ・店主のつぶやき】