いいぞ 団塊世代

2018/09/18

かつて自動車ファンばかりでなく、日本国民に夢と希望を与えてくれた美談(ちょっとオーバーかな)があったことをご存知かな。三菱パジェロを駆って、果敢にパリ~ダカール・ラリーに挑戦し、毎年のように優秀な成績を納めて、日本の工業製品の優秀さを世界にアピールしたことを。その立役者が篠塚建次郎さん(69)である。年末にフランスのパリを出発し、海を渡ってアフリカのサハラ砂漠の中を進み、西海岸にあるダカールまでの長距離(距離は忘れた)を走り通すという当時の世界最大の自動車レース。途中、ただ危険なだけではない、出くわす、あらゆる困難を克服して栄冠を勝ち取るという、きっとものすごいレースだったに違いない。そのレースで三菱はパジェロでチームを編成。常に上位を確保していたことを記憶している。海外の自動車会社も当然参加していたが、その中で三菱は常に優秀な成績を納めていて、ある意味誇りにさえ思っていた。その後、諸々の問題でこのレースは中止され、南米に移管。そのレースが復活するという。嬉しいじゃないか。あの感動が再び蘇ってくるみたいだ。そのレースに団塊世代の篠塚氏が参加するというから、注目している。まだまだやれると思うよ。頑張れ篠塚選手。それにしても三菱は、不祥事を起こし、目も当てられないね。三菱が優秀なのはパジェロぐらい。残念の一語に尽きるではないか。(写真は読売新聞より)

【セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき】