街を歩けば キンモクセイの香りが

2018/09/21
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暑かった今年の夏もどうやら終幕みたい。朝方の涼しさに、例年どおりの季節感を感じられることにホッとする。タバコを切らしたので、家を出た。どこからか漂ってきた独特の香りを感じるではないか。キンモクセイだ。びわのようなオレンジ色をして、独特の香りを放つ。小さなつぶのような花が咲いていた。遅かれ早かれ、季節が当たり前に進行している。やがて迎える冬。暑いのがいいのか、寒いのがいいのか、意見は分かれると思うが、どちらでもいいではないか。四季のある我が国に生まれてよかったよ。暑さ寒さに、いっきいちゆうする自分に、改めて、幸せなんだと言い聞かせた。

【セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき】