MVP文句なし 甲斐選手

2018/11/04

今年もソフトバンクが昨夜、プロ野球日本シリーズを制し、見事日本一に輝いた。正直広島も、もう少し意地を示せるのかと思っていたが、あっけなく終わってしまった。親善試合などは少し残ってはいるものの、今年の野球は終わって、年明けまでのさびしい時期を迎えようとしている。今年の日本シリーズで目に付いたのが、扇の要の捕手甲斐選手の盗塁阻止のプレイである。一塁ランナーが盗塁を試みる場面での甲斐捕手の二塁送球の素晴らしさに正直驚かされた。ボールを受けるかいなや、素早く矢のような送球をして、すべてのランナーを阻止したではないか。フットワークが良い。正確な送球で、ことごとくランナーを阻止した。強肩で正確な送球は、広島に得点を与えないのに貢献した。文句なしの最高殊勲選手だ。得点圏にランナーを進められないのでは、勝ちに結びつかないのは当たり前。これでは広島も容易に勝てなかったのは当然。実に締まったシリーズであった。

【セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき】