大船渡・佐々木の夏終わる 正しい選択だ

2019/07/26

注目されていた大船渡高校の佐々木投手ですが、代表決定戦の対花巻東戦で登板がならず、念願の甲子園出場の夢が破れてしまったことを、昨日の各局の夕方のスポーツニュースで伝えていた。本人にしてみれば、よぼど悔しかったろうに。3年間同じ仲間と連日汗を流して甲子園出場を目指していて、あと一つでその夢を手に出来たと思われただけに。この春から、類まれな身体能力を持ち、野球界のみならず大勢の国民から注目されていた。それだけに彼の能力を最大限に伸ばして、やがては日本の野球界に君臨してもらいたいがゆえの監督の判断だったのだろう。正解。このような逸材を大事に思う監督の選択を、私は良しとしたい。成長期の身体と筋力のバランスを考慮したら、連投は避けるのが筋。せっかくの大器をぶち壊してしまう恐れがあるからだ。勿論、試合に登板しないで練習で投げていたら、この選択は意味がない。とにかく選手の健康管理に徹する監督の考え方は、賞賛に値すると言ったら過言であろうか。根性論が前面に出されて、これまで何人もの素質をもった若い投手が潰されていったのだろう。もったいないではないか。試合や練習時の投球数を管理していく考え方は、これからの野球界では必須になっていくのは当然。先を行っているアメリカがそのようになっているというではないか。いずれこの秋のドラフトが楽しみだ。悔しいが、出来れば選手育成に長けているソフトバンクに選ばれればいい。きっと大投手に育つのは間違いない。

(写真は読売新聞より)

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