打たれるべきして打たれた則本

2019/08/15
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昨日の対ソフトバンク戦。楽天はエース則本をたてて臨んだが、結果は惨憺たるものだった。いくら150kmの速い球を投げていても、投球が単調に思えてならない。5球投げるうち3球はストレートで、これじゃバッターにしてみれば狙い球を絞りやすいではないか。キャッチャーが若いゆえ、しかたがないでは済まされない。工夫が足りない。緩急をきかせて幅の広いピッチングをしなけりゃ打たれる。いかにしてバッターを打ち取るか、ピッチャーとキャッチャーとで一緒に考え、狙い球を絞らせないよう配給を考える。そこにピッチングの冥利があるはず。スピードだって、そんなに速くなくてもいい。あの江川投手や田中マー君だって、常に8分のスピードで投げていたではないか。それで抑えられますよ。ランナーが得点圏(2・3)に出てはじめて、ここだという時に速い球を投げていたではないでしょうか。相手の武田投手のピッチングの方が、緩急をうまく使って投げていたんじゃないか。要するに相手バッターに狙い球を絞られないよう、コース、高低、速さ、球種を常に変えて挑めば良い結果はでてくるのではないか。

追伸、私事で恐縮ですが、自身は野球好きで長くキャッチャーをやっていましたので、いかにしてバッターを抑えるか、このバッターは何を狙っているのか、ボール・ストライク・残像を上手く使っての駆け引きが、楽しくてしょうがありません。テレビを見ていても、次に投げる球を予測しながら、応援しています。楽天、がんばれ。

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