頂上目前 登山者泣かせの砂礫通

2019/09/09

網張をスタートし、不動平で一服。ここから頂上を目指して歩く登山者を泣かせるのが火山砂礫の登りだ。前には簡単には進めない。経験者はお分かりだと思いますが、砂礫の層が深くて、踏みしめても踏みしめても登山靴がズリ下がる。頂上が目に入っているだけに歯がゆい難儀なところだ。いい加減足も疲れてきているし腹が立つ。人生とある意味同じなのかもしれない。負けてたまるかと自分に言い聞かせ、やっとやっとのおもいで御鉢のところに辿り着いた。やれやれと一服。うまかった。おかげで私の両足はぴくぴくと痙攣。歳をとったよ。頂上でそばにいた登山者にシャッターを押してもらう。間違いなく二人で登った証拠写真だ。台風が近造りいているせいか風がある。暑くもなく、寒くもない心地よい風だ。出来るならザックに詰めて仙台までもっていきたい。念願だった妻と一緒に岩手山に登ることが出来た。まずはホッとしている。

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