移転問題で沸いている宮城県美術館敷地は 昔進駐軍が滞在してたんだよ

2020/01/06
ロゴ

今、関係者にホットな話題を投げかけている県美術館の移転問題。私はこの川内に生まれ育ったこともあり、とても移転には積極的に賛成は出来ません。この地は戦後連合軍、特に米軍兵士たちが、わが国を統治する一環として駐留していた国内各地の一つで、1945年8月から6年8ヶ月間駐留したといいます。この地で49年に生まれた私は、幼子の記憶として、朧げに当時の様子を思い出しています。美術館から亀岡方面はグランドで、野球をやったり、真っ赤なユニフォーム姿のアメリカンフットボール選手達が走り回っていました。肌の色が白っぽかったり、真っ黒だったり、ビックリしたことを覚えています。道路向かいの東北大学のグランドは、兵士たちの住まいで、真っ白にペンキを塗った平屋が点々とありました。広瀬川を挟んでお城側は川内と称して、自然環境に恵まれた地域で、まさに美術館立地に最適な条件を有していると言えるのではないでしょうか。欧米の同様の施設は、たかが38年くらいの短期間で建て替えをしているなんて、とても思えません。100年、200年経って増々価値を高めていく施設であって欲しいと強く願っています。

【食材持ち込み炉端焼き専門店】

【セルフ炉ばたや いずみ・店主のつぶやき】