清原選手と野村監督の縁

2020/02/17
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連日野村氏の追悼番組が放送されていますが、昨日の番組では、元西武の清原氏と野村氏の見えない縁の話題が取り上げられていました。勿論、清原氏とは、高校野球界の名門の大阪のあのPL学園で、同期の桑田氏と名をはせた清原和弘氏である。彼がドラフトで西武に入団直後、彼に合ったサイズのヘルメットが無かったという。頭のサイズが大きかったようで、係員が倉庫で埃をかぶった大きいヘルメットを探し出して彼に被らせたら、なんとピッタリ。そのヘルメットこそが、かつて野村氏が被っていたもので、使われずに倉庫に眠っていたものだった。昭和の大打者・野村氏が被って数々の記録を打ち立てた逸品そのもの。以来清原氏は生涯そのヘルメットを被り続けたという。チームが変わっても色を塗りなおし、大事に使い続けた。これも何かの縁なんだろう。野村氏も清原氏打撃を高く評価し、自分の残した右打者での記録を破るのは清原氏しかないとまで、彼を注視していたが、その後彼は家庭の問題で独り身になって、薬物に手を出しで身を滅ぼしたが、打撃に関しては長く野村氏を崇拝し続けるが、相手にされず、今回野村氏の訃報に際し一通の手紙を出したようだ。切々と綴られた文面には、自身が身を滅ぼした反省と、野村氏を慕う思いがはっきりと読み取れる内容で、彼の野球人生そのものである。清原氏よ、立ち直れ。立ち直って野球界に戻ってこい。

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