ついに出てくる「赤木ファイル」

2021/05/08
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「自分が関わっていたら、総理どころか、議員だって止めますよ」、との発言から端を発した財務省の決裁文書改ざん問題、いわゆる「森友問題」であるが、来月裁判で政府側から裁判所に提出されることになった。黒塗りになると思うが、まずは見てみたい。 

当時の記憶が定かでないが、確か、籠池さんが経営している小学校 ?  幼稚園 ? の土地買収問題で、国有地を約8億円も安く譲り受けたのが問題になって、国会で野党側から追及を受けたと記憶している。裏には当時の首相夫人が親しく関わっていたことが、この原因になったもので、人事を掌握されていた役人たちが、首相に忖度して決裁文書の改ざんに至ったのが問題になって、当時その改ざんの経緯を時系列に記録していたのが赤木さんだった。赤木さんはその、自責の念から、自ら命を絶ってしまった経緯のものである。政治の最高責任者の行為が、国民からの理解を得られたとはとても思えない大事件ではなかったのか。野党側は、さんざん国会で追及に及んだが、結局、この問題を解明出来なくて、野党側の不甲斐なさが、あからさまになっただけで、うやむやになってしまったと思っている。その核心に至る経緯を表しているのが「赤木ファイル」だろう。政府は、このファイルを裁判に提出すると言っているが、果たして、まともに何ら加工(黒塗り)せず出してくるのか疑問である。

いずれにせよ、長期政権は良くないね。国民が馬鹿を見たよ。

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